「起」「承」になりたい。~起承転結人材論~

あけましておめでとうございます。

久しぶりに投稿致します。

 

社会連携フォーラムの振り返りをすると言っておきながら

放置して申し訳ございません。

 

共創 - mamoru’s diary 社会連携フォーラムについては前回のをお読みください。

 

今日振り返りたいのは、このフォーラムで

株式会社オムロン竹林一先生がおっしゃっていた「起承転結」に

ついてです。

 

起承転結は、竹林先生が提唱されている会社における人材モデルです。

 

起・・事業を発想する人

承・・発想を事業構造にデザインする人

転・・分析したり貫徹する人

結・・我慢強くやり続ける人

 

国語や小論でよく「起承転結」を耳にタコができるくらい

聞いてきたのですぐ馴染みました。

 

さらにこの起承転結を面白い例で示してくださいました。

「起」「承」は、忍者

「転」「結」は、武士

 

忍者は、いろいろなところに飛び回る。

「起」「承」にあたる人は、会社にいないことが多く外側から

会社を支える人材。

武士は、どっしり構えて国を支える。

「転」「結」にあたる人は、財務や法律の部分などで内側から

会社を支える人材。

「起」「承」だけ。

「転」「結」だけ。ではダメだとおっしゃっていました。

 

両方が連携しないと事業がうまくいかない。と。

 

最近言われる「アート」と「サイエンス」に似てると思いました。

 

ぼくは、どこにあてはまりたいかと考えた時

「起」「承」になりたい。と思いました。

 

今年も頑張って参ります。

 

余談ですが、

新年最初に面白い本に出会いました。

 

https://www.amazon.co.jp/ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代-ダニエル・ピンク/dp/4837956661

 

 

ダニエル・ピンクの「ハイ・コンセプト」です。2005年に書かれた本とは思えない。

背表紙をみてビビってきました。

「機能だけでなくデザイン」

「論理ではなく共感」

「議論より物語」

「まじめだけでなく遊び心」

「個別」より「全体の調和」

「モノより生きがい」

と書かれていて竹林先生がすぐ浮かびました。

 

承のようにデザインし、共感を呼ぶwillやwhyを持ち

共創する際のstoryを描く、共創して事業をする際は遊び心を持ちとことん楽しみ

全体が調和するように「起」「承」「転」「結」が協働する。

そして生きがい働きがいを創り出す。

 

自分なりに「ハイ・コンセプト」の内容と「起承転結人材モデル」を

併せてみました。

 

講演の中で「やりたいこと100連発」をお勧めされていたので

後日今年の私のやりたいこと100連発を書かせていただきます。

 

次回は

奈良県生駒市のスーパー公務員の方のお話です。